🦋 言霊
背骨をすっくと立てれば、天と地の間に人たる「私」が存在していることが良くわかる。
そこはあらゆる瞬間、己が還る場所。
人は「特別な日」を待ちわびていることが多いけれど、本当は毎日が「特別な日」なんだと思います。
いっぱいいっぱい星と話しをして、いっぱいいっぱいその言葉を拾い集めて、いっぱいいっぱい星の言葉を誰かにお届けして、そして星を見つめながら人生をバイバイする。それはなんて幸せなことなんだろう。
命を焦がし燃やし尽くすんだ。 死はある日突然にやってくるから。
この世は「意味がない」のではなく、ありとあらゆる「意味の可能性」が充満する「空」があるのだと思う。
今日電車の中で乗り合わせたのは、顔色悪く目の下にクマを作った小枝のように細い中学生くらいの女の子と、その横に労わり寄り添うように腰掛ける、溌剌としたエネルギーに満ち満ちた母親と思しきそんな二人でした。それを見かけた私の心には、突然溢れるよ…
私から生まれた想いはどこに行くんだろう。想いを言葉に変えて口から出したなら、それは呪文のように力を持つんだろう。言葉という姿をまとい、心もとない小舟に乗って、私から旅立つ想いは、どこに行くんだろう。誰かの心という港に辿り着くまで、漂い続け…
笑の力のその魔法。