星々のうた

占星術師未來のよしなしごと

🌙 星の生きる場=あなたがあなたを生きる場


何度星を読んでも、何度星を読んでも、運が一向に良くならない(その人物が思う幸運に至らない)、人生が一向に楽にならない(その人物が思う生きやすさにならない)、という人に出会うことが、時々あるんですが、

これらの人物に共通していることの一つに
「自分を(自分の星を)信頼しきれてない」
っていうのがあることにある日気づいたのですよね。

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自分がオギャーーっと産声をあげた瞬間、
最初の一呼吸をした瞬間、
「霊の息」が肉体にブレンドされたその瞬間、

太陽の光の入り口であるアセンダントを初期衝動の軸と定め、天空に「我の人生かくあるべし」と、自分で焼き付けたその星々の配置を信じきることができていないってことなんだろうな、って

そういうことなんだと思うんですよ。

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例えば憧れの人物がいて、そんな風に生きたい、と思ったとしても、自分の星が「そんな風」でないのだとすれば、「そんな風」を目指すことが苦しくなったりするわけです。

人間には無限の可能性があって、究極的に言えば「何にでもなれる」わけですけれど、でも、「なりたい自分」になれたところで、それが「天空に焼き付けた衝動」でなければ、結果としてどこかで虚無感が拭えなかったり辛くなったりするんですよね。面白いことに。

星は他の占星ポイントとの兼ね合いも見つつ立体的に眺めるべきものですから、一概には言い切ることはできないんですけれど、星が入っているハウスによって、「その星が生かされる場」が分かります。

ちなみに、ここではあえて「生きる」ではなく、「生かされる」という言葉を使います。

例えば、「太陽」という「自己・人生」を表す星の場合、
それが生かされるのは

🟢 1ハウス:自分自身の力によって生かされる
🟢 2ハウス:所有するものによって生かされる
🟢 3ハウス:言葉によって生かされる
🟢 4ハウス:根付いた場によって生かされる
🟢 5ハウス:表現することによって生かされる
🟢 6ハウス:応えるべき責任によって生かされる
🟢 7ハウス:パートナーによって生かされる
🟢 8ハウス:他者と溶け合うことによって生かされる
🟢 9ハウス:探究心によって生かされる
🟢10ハウス:社会的ステータスによって生かされる
🟢11ハウス:仲間によって生かされる
🟢12ハウス:自己の献身によって生かされる

 

と、ざっくりですが、そんな感じです。

もし「自分」が生かされる場から離れたところを目指そうとすれば、どうしても苦しさを感じてしまうでしょう。



でも、「星の活かし方」って言うのももちろんあって、たとえ「無い物ねだり」の夢でも、「星の活かし方」次第では望む方向へと舵を取れたりもするんですよ。

それはもう、他の星との兼ね合いとかもあるので簡単には書き切ることはできませんけれども。


星と生きるというのは本当に霊妙で、でも、深い安堵をもたらすものであったりもします。


本当に、本当に、本当に、多くの人が、「自分の星と生きる」ことができますように、と、心から思っています。

「星うらない」を超えた星の世界の話をこれからも淡々と、粛々と、伝え続けていけたらいいなあ・・・・。

と、そんな風に思う未來なのでした。

 

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