何の変哲も無い
或る秋の日のお話。
それは何の変哲も無いお買い物の帰り道、ゆっくりゆっくりと歩いていましたら、色んな風景が私の心に飛び込んできて、
「ああ、生きてるなあ」と
しみじみ実感することがあったのですよね。
人は「特別な日」を待ちわびていることが多いけれど、本当は毎日が「特別な日」なんだと思います。
あともう何十年かを生きると信じているから、長い長い未来を思って、今を味わうことを忘れてしまうのかもしれません。
空気はこんなに甘く私の肺を優しく満たし、
心臓は今日も健気に打ち続けて「私」という経験をもたらしてくれている。
それはなんて「特別な日」なんでしょうか。
⬇︎未來が送る1週間の運勢【メルマガにて無料配信中】