屋上で夕陽をぼんやりと眺めていたら、何かがヒラヒラと飛んできたんですよ。
初めそれは蝶々かな?と思ったのですが、なんとカマキリでした。
こんな高さまで飛べるんだ、という感動と、こんなコンクリートだらけの街にカマキリがいるのか、という驚きが一緒になって、その凛とした姿に思わず見入ってしまいました。
それにしても、このカマキリはどうやってパートナーを見つけるのでしょう?
そんな風に思ったら、ものすごく不思議でしたよね。
このカマキリにしてみたら、この街の大きさはまるで一つの国くらいの広さがあるわけでしょう?
蝉のように大声で鳴くわけでもなく、藪蚊のように群れているわけでもなく、果たしてどうやって仲間を見つけて出会っているのでしょうか?
私たち人間が、もしも他の人間の見当たらない場所にポツーンと置かれたら、インターネットに頼らずして仲間を見つけ出すことはできるでしょうか?
そんな風に思ったら、このカマキリの一生にまつわる神秘に、思わず手を合わせたい気持ちになりましたよ。
きっと、私たち人間が退化させてしまった感覚が、彼らにはあるのでしょう。
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