小学生時代は一年の半分以上を
病院のベッドの上で過ごしていた私は
とうとう
幽体離脱ができるようになったのでありました。
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退屈なんですよね、
長期の入院生活って。
ブーーーンって
振動音と共に
むにゅーーーっと
「出る」わけですよ。
で、そのうち色々馴れてくると
余裕が出てきて、
行動範囲も広がるわけですが、
年季が入ってくると
「パラレルワールド」的なところでも
行動できるようになってくるんですね。
(まー、「リアルな夢」かもしれませんけれども)
で、「パラレル」の方では
普通の日本の街になってて、
なかなかちゃんと良くできてるのですよ。
幽体離脱であちこちリアル世界を探検するのに飽きたあとは、「パラレル」の街の方を探検するのに夢中になってましたっけ。
で、
これは大人になってからのことなんですけれども、
知人が見た明晰夢の話をSNSに上げていたんですが、
なんとその様子が「パラレル」の街にある病院にそっくりなんですよ。
そんなわけで、
その「パラレル」はもしかすると
実は他の人とも共有してるんじゃないか?って
密かに思ってるわけです。
しかし、大人になって色々忙しい身になってくると
だんだん幽体離脱をしている暇もなくなって
あんまりあっちに行くこともなくなったのでありました。
と言う思い出話しを一つ。
おやすみなさいませませ。
皆々様、良い夢を。
もしかしたら、「パラレル」でお会いするかもしれませんね。
(ΦωΦ)フフフ…
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