赤裸々に語るなら、私には昔から「二番目を選ぶ」という癖があったんだよね。
「一番に欲しいもの」じゃなくて。
それは時に形を変えて「二番目のポジションを選ぶ」ということでもあった。
それは遠慮だったのかもしれないし、はたまた「自分には受け取る権利がない」と思っていたのかもしれない。
中学の時にね、すごい好きになった人がいたんだけども、その時の私はやっぱりその人じゃなくて、「二番目に気に入った人」のところへ行ったんだよね。で、その一番好きだった人を「親友」の立場に置いたわけ。
我々の友情はものすごい長いこと続いて、最初の結婚~離婚~二番目の結婚の時まで(多分、今も連絡を取ればすぐに遊びの約束は取れるはず)続いたんだよ。
途中途中、私が独身の時は家に泊まりに来たりもするような仲だったんだけれども、ふと距離が縮まりそうになるとおちゃらけて「友情」が続くよう友達のバランスをキープし続けたんだ。
自分の中に「私は一番を選んではいけない」みたいな思い込みがずっとあったんだよ。
これはさ、私の持っている「8室土星」がそうさせているわけ。
「8室」って「受け取り」の部屋だから、ここに土星が制限をかけると、なかなか「素直にもらうこと」「求めること」ができなくなるんだよ。
まあそれでだ、件の「中学の想い人兼親友」から言われたんだよ、私が二回目の結婚をした時に(*ワタクシ、現在3回目の結婚生活中~)。
「なんだよ~。もう再婚しちゃったのか。俺言い出すの遅れちゃったなあ」って。
なんていうか、私はその時に、中学のあの時点で何で一番に好きだった人に正面から向き合わなかったんだろうとものすごい思ったんだよね。
でもこのパターンは今の夫との関係にも通じていて、25年という長い長い友情を育んだ後の結婚だったのは、結局私が「一番欲しいものには手を出せない」人だったから。
彼からの告白で分かったことは、25年前のあの日、初めて出会った時から私たちはお互いに惹かれ合っていたんだ、ということ。
そして彼からのプロポーズを受ける決意をした瞬間に、私の「8室土星」は克服されたんだよ。
土星というのは「制限」の星ではあるんだけれども、実はその本質は私たちにとっての「大いなる教師」なんだ(もちろん未來的に)。ものすごい大切な教えを「難しい宿題」と共に私たちに突きつけてくる存在なのね。
誰もがこの土星先生からの「宿題」は手にしているはずで、大抵は、苦手なことや息苦しいこと、うまくいかないことがその「宿題」になっているはずだと思う。
私のように「8室土星」の人は、ともかく「受け取り下手」になりがちで、結局「二番」でいることを選んでしまうんだよね。本当に1番に欲しいものを素直に「欲しい」と言えないまま。
でも、この8室の土星先生が課している宿題とはこうだ。
「素直に受け取れる人間になりなさい。1番欲しいものを求めなさい。」と。
それでね、私がこのことを真に深く「ああ、そうか」と腑に落とせたのは、前述した通り今の夫との結婚のおかげだったんだよ。
私の8室には他に浮かれた星が入っているから、土星先生の宿題を終えたことで「おごられ運」が半端なくなったんだ。つまり、「本来受け取るべき星の恵み」を楽しんで受け取れるようになったというわけ。
だから、もしもあなたが何度も何度同じ息苦しさや「突き抜けきれない」ことがらがあるとすれば、それは「土星先生の宿題を終わらせなさいよ」のサインかもしれない。
この宿題は、いくら時間がかかってもいいよ。
私だって、40を半ばも過ぎてクリアをしたのだから。
この私の告白が、あなたの「星と生きる」ということの何らかのヒントになったなら、
そして受け取ってもらえたなら、
心から嬉しく思うよ。
星仲間のあなたへ。
愛を込めて。
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