嫁いだ娘が
「ねー、ママ、人生の中で『やっちまったなあ』ってすごい後悔したことある?」
と、オンラインチャットで聞いてきたので
「そりゃーいくらでもあるわなあ・・・」と答えるワタシ。
「具体的にどんな?」と、そう聴く娘はただ今悩みの真っ最中。
具体的に・・・
うーん・・・
具体的にって聞かれるとスッと思い浮かばないなあ・・・と思ったら、なんだか笑えてしまった。
そりゃあ私にだって、ドン底な悩みを抱えたことはこれまでの人生の内に何度もあったわけで、その時々は真剣に「もう生きてる価値ないんじゃないの私?」なんて思い詰めたりもしたものだけれども、
「具体的にどんなだった?」と聞かれてもクリアには思い出せないのだから、その時の死にたいくらいの悩みもいつかは記憶の彼方に沈んでいくものなんだなあ、と、これはなかなか新しい発見であった。
そんな気づきを得た今日。
娘よ、その悩みもいつか君の子供が大人になった時は、覚えてないくらいのものになっているはずだよ。
大いに悩んで、悶えてみるのも人生劇場の一コマだ。
そしてその一コマは刹那の内に霧散してしまうものだよ。
霧散・・・。
いや、手放すって感じかな?
10年、20年、30年・・・
若い君にとってそれは長い時間の経過のように思えるかもしれないけれど、振り返れば儚い一瞬の夢のようなものだ。
だからね
その一瞬一瞬を一生懸命に生きたらいいと思うよ。
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