占星術のサイン(12星座)の仕分けかたの一つに、クオリティーというものがあります。
一般的には
カーディナル(活動サイン)
フィックスト(固定サイン)
ミュータブル(柔軟サイン)
に分けられるものです。
そのうちのカーディナルというのはなかなか面白くて、あ、カーディナルに属するのは牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座なんですけれども、これらの四つのサインを「活動」という言葉の印象で括ってしまうと、本来のカーディナルの意味は分からなくなるのではないかな、と、個人的には思ってます。
言葉に囚われていると、「蟹座と山羊座が活動エネルギー?」、なんて混乱してしまう人もいるんじゃないかな、と思うんですよね。
そもそも、このカーディナル(Cardinal)と言うのは、「基本の」「主要な」という意味です。
基数のことをCardinal numberと言ったりもしますね。
なので、このカーディナルのエネルギーというのは、未來的には「動力サイン」と訳する方が近いんじゃないかな、と思いながらリーディングしてたりします。
このカーディナルの4つのサインというのは、4つの季節の始まりに位置するんですよ。
それは、
牡羊座0°=春分点
蟹座0°=夏至点
天秤座0°=秋分点
冬至0°=冬至点
ということです。
つまり、
牡羊座は春のエネルギーの動力なんだろうし
蟹座は夏のエネルギーの動力なんだろうし
天秤座は秋のエネルギーの動力なんだろうし
山羊座は冬のエネルギーの動力なんだろうし
ということです。
活動、というと、四六時中動き回ってないとダメみたいなイメージがありますけど、こうやって「動力」として考えると、また違った印象でサインを眺めることができます。
それは、新しい季節を「えいっ」と言って回し始める最初の一漕ぎみたいな感じですね。
まあ、この考え方はスタンダードではないので、あくまで未來的に、ということですけども。
そんでもって、ここに各エレメントごとの特徴が「動力」に加わっていくんだろうなー、と思ってます。
とかなんとか
たまには占星術の話を真面目に書いてみたりもする(オイ)
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