星々のうた

占星術師未來のよしなしごと

🌙 自分探しの旅は太陽で終わる。あなたは自分の人生にとっての太陽であり王であるのだから


対面セッションをしていていつも思うことは

 「ああ、みんな『自分』を知りたいんだな」

ということ。

 

自分を知りたくて、
心と向き合ってみたり、
恐れていることをあえてやってみたり、
自分のえぐさを解放する「努力」をしてみたり、

 

なんだかいっぱい頑張ってきたんだなあ・・・、と。

 

西洋占星術でいうところの「自分」は太陽にあるのですが、
太陽って「王様」なんですよ。

 

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王様とは権威者であり
誰の言葉も命令も本来は必要としないのですね。

 

つまり、太陽こそが自分そのものだ、
ということです。

 

「自分の中に答えはある」
ということは真理だと私は思ってまして、

 

禅の修行者も、自己を看よ、看よ、看よ、
として、自分自身を看尽くし
「唯ある」の境地へと入っていきますが、

 
彼ら修行者とは違う私たちにとって
その日の気分や思いに左右される心を捉えることは
非常に難しく不安定で心もとないものです。
 
ならば自らの「太陽」の中に安定して鎮座している
「答え」に何度も立ち返れば良いんじゃないの?
と、切に思うわけなのですよ。 
 

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相変わらずの手書きの乱暴さ(笑

 

西洋占星術の伝統では、
太陽は三人の従者たる惑星を両脇に従えている、
とされていまして、

  

太陽の権威を犯す場に星が入ってくると、
太陽はその星を焼き尽くし、
力を発揮できないようにさえしてしまいます。

  

しかし、同じ領域にやってくる者(星)であったとしても、
太陽にとって益する働きをその者が行うのなら
賓客として丁寧にもてなす大らかさもあるんですね。

 

これらを読み解いていくのが
占星術であるというわけなのですが、

 

私たちは皆それぞれに、自らの人生にとっての「王」なのだ、ということを誰もが思い出せたらなあ、と、チャートを覗き込みながら、いつも思うのであります。

 

もう、自分探しジプシーに疲れたというのなら、
自らの太陽に立ち返れば良いだけなんじゃないかなあ、
と、

 

すべての答えは、この世に生まれおちる瞬間、自らが天空に焼き付けたのですから。

 

 

上記の記事も、合わせてどうぞ。

なんらかのヒントとなりましたら嬉しいです。

 

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