明けの明星(=金星)と言えば、ご存知ルシファーですが、聖書(イザヤ書 14章 12~23節)に「彼」はこのように描かれています。
黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。
あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、 雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。
しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。
あなたを見る者はつくづくあなたを見、あなたに目をとめて言う、『この人は地を震わせ、国々を動かし、 世界を荒野のようにし、その都市をこわし、捕えた者をその家に解き帰さなかった者であるのか』。
もろもろの国の王たちは皆尊いさまで、自分の墓に眠る。
しかしあなたは忌みきらわれる月足らぬ子のように墓のそとに捨てられ、つるぎで刺し殺された者でおおわれ、踏みつけられる死体のように穴の石に下る。
あなたは自分の国を滅ぼし、自分の民を殺したために、彼らと共に葬られることはない。どうか、悪を行う者の子孫はとこしえに名を呼ばれることのないように。
先祖のよこしまのゆえに、その子孫のためにほふり場を備えよ。これは彼らが起って地を取り、世界のおもてに町々を満たすことのないためである」。
万軍の主は言われる、「わたしは立って彼らを攻め、バビロンからその名と、残れる者、その子と孫とを断ち滅ぼす、と主は言う。
わたしはこれをはりねずみのすみかとし、水の池とし、滅びのほうきをもって、これを払い除く、と万軍の主は言う」。
西洋占星術ではフェミニンな愛の星と描かれる金星も、東洋では兵乱の兆し。
なんとも不穏な世界情勢の今、金星を眺めながらルシファーを思います。
でも、いたずらに不安になるのではなく、星の言葉に真摯に耳を傾けながら、いかに星々の「美徳」が、短所を上回って光り輝くのかを、考えてみたいな、と思っています。
地球人も「星の子」ですから。
あなたもぜひ、身の回りにいる占星術師と、星について語らってみてくださいね。
冬至のポイントに向けて、いざ参りましょう。
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