ある日のことなんですが「理想の恋人理想の結婚相手」と言うブログ記事をポストしたんですけれども、そのポストに面白いコメントがついたんですよ↓
「理想の恋人と理想の結婚相手が同じではないのなら、恋愛から結婚へのシフトの際に、どう感情に折り合いをつけるんだろう?」
こういう感覚って、経験ある人は割といるんじゃないのかと思うんですけれども、改めて向かい合ってみるとこれってなかなか面白い視点だなぁ、と。
これを星的に見たならば、どんな風にアプローチできるのかなあと、今回はちょっとチャレンジしてみることにしました。
まあ、これは未来的になんですけども、
まずはその人本人が結婚に対してどういう価値観を持っているか、っていうことが1番重要になってくるんじゃないのかと思うんですよ。
スタンダードな占星術の解釈によれば、結婚は7室を見ることになっているんですけれども、この7室の本質っていうのは、「バランスのとれた対等なパートナーシップ」なんですよね。
でも果たして、その人にとっての結婚が、本当に「対等なパートナーシップ」であるかどうか、というのは人によって違うと思うんです。
対等であるというよりも保護されるもの、と思っている人もいるでしょうしね。
例えば、もしその人が「結婚は家に入るもの」と言う価値観で捉えているのであれば、その人にとっての結婚は4室の意味がとても強まると言うことです。
そうなれば、その人にとっては7室だけで結婚を見ると言うのは、どこかで違和感が出てくるんじゃないかな、というわけです(ミライ予測などでは7室の象意が有無を言わせずメインとなるんでありましょうが・・・)。
そんな前置きを踏まえまして、あなたにとっての結婚とは、一体どういう価値を持つものであるのかを、ここでちょっと考えてみて下さい。
下に簡易チャートを作ってみましたのでそこからあなたにピッタリのもの選んでみてくださいね。
1)結婚とは、家庭を築くものと思っている人は4室
2)結婚とは、恋愛と何ら変わらないものと思っている人は5室
3)結婚とは、対等なパートナーシップの場であると思っている人は7室
4)結婚とは、一心同体一つに溶け合い一つのものになることであると思っている人は8室
5)結婚とは、社会的に認められるステータスの一つだと思っている人は10室
以上のように、結婚と一口に言っても、ざっくりとこれだけの違った価値観があるわけです。
例えば、2)のように、恋愛と結婚はイコールだと思っている人にとっては、結婚に対してギャップが生じないわけですから、折り合いをつけるものは何もないわけですが、そうではない人にとってはそこに生じるギャップを受け入れて調整ねばならない、と言うことになります。
ではでは
結婚に対して2)以外の価値観を持っている人は、以下のチャートを使って、そこにあるギャップを覗き込んでみてください。
それがあなたが過去に折り合いをつけた、もしくはこれから折り合いをつけるであろうギャップです。(相手方から見てみても面白いかもしれませんね!)
イ)まずは「恋愛とは」をチェックします。5室のサイン(星座)を見てみましょう。
恋愛とは・・・
🟢 牡羊座 情熱をぶつけ合うものである
🟢 牡牛座 官能的に求め合うものである
🟢 双子座 親友のようにじゃれ合うものである
🟢 蟹座 しっかりと守られ安心感を得るものである
🟢 獅子座 輝きに満ちてドラマチックなものである
🟢 乙女座 誠実で汚れのない清らかなものである
🟢 天秤座 美しく穏やかなるものである
🟢 蠍座 謎を解くようにのめり込むものである
🟢 射手座 ハンティングである
🟢 山羊座 文学的な優美さのあるものである
🟢 水瓶座 どこまでも自由に楽しむものである
🟢 魚座 運命の導きである
ロ)先述した結婚の価値観でチェックしたハウスのサインを見てください。
結婚の部分に関しては、二段階となりますので、以下でサインをチェックしたらハ)をロ)の末尾につけましょう。それが結婚への価値観です。
※例:4室の結婚価値観でそれが山羊座サインだった場合
「社会的ステータスによって 家庭が築かれていく」という結婚価値観に寄って行きやすい、ということになります。
🔴 牡羊座 一番を目指すという意識によって
🔴 牡牛座 財に恵まれた豊かさによって
🔴 双子座 軽やかさを重んじながら
🔴 蟹座 家族であるという意識を高めながら
🔴 獅子座 誰からも羨まれるようになることを目指しながら
🔴 乙女座 裏切りのない誠実さを重んじながら
🔴 天秤座 エレガントな生活に価値を置きながら
🔴 蠍座 人生を結晶化させるために
🔴 射手座 「人生とは何か」を極めるために
🔴 山羊座 社会的ステータスを高めるように
🔴 水瓶座 夫婦のルールを基準としながら
🔴 魚座 スピリチュアリティーを重んじながら
ハ)結婚の価値観で選んだハウスの言葉を下記から見つけてハ)の末尾にくっつける
4室だった人=家庭が築かれていく
7室だった人=対等な立場が築かれていく
8室だった人=一つの存在として融合していく
10室だった人=世間から認められるようになる
と、ここまで書いてみてふと面白いことに気がついたんですけれども、これってつまりは、自分の中の結婚に対する価値観を変えれば、自分にとってより自然な折り合いのつく結婚を選ぶことができる、ってことでもあるんじゃないのかな、と。
また、
「恋愛が盛り上がって、その気分が続くものと思いながら結婚してみたら、何かが違ってきちゃった・・・」
という人なんかも、こちらのチャートを使って「今の自分用」に調整してみると良いのではないかと思う次第であります。
しかしこれってまさに、持っている星を能動的に生かす、ということに繋がっていくよなあ、としみじみ思うなど。
これらはもちろんすべて未來的な解釈ですから、完全に正解であるとは言いませんが、楽しみながらチェックしてもらえたら嬉しく思います。
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