私は「恋してる言葉」を読むのが好きだ。
そこに込められた、好きで好きでたまらないという思い。
胸を焦がす思い。
滲む切ない思い。
振り向いてもらいたくて手に入れたくてどうしようもない思い。
どれだけ「それ」のことが好きで仕方がなく、気持ちが溢れて溢れてやまない言葉、文章。
ああ、それはもはや恋文と言わずして何と言おう。
それは世界に恋に落ちているあなたの抑えられない思いだ。
やっつけで書かれている言葉には、やっぱり震えないんだ。魂が。
飽食の時代、この国で大量の食べ物が日々廃棄されるように言葉も溢れに溢れ、胸焼けを患うようになった今、私は「恋する」言葉たちと出会いたい。
私たちはもっともっと世界に恋に落ちればいい。
燃える夕日を見て泣けばいい。
憧れの先達と仕事をすることに焦がれればいい。
ハート震えるシーンを切り取るためにシャッターを切り続ければいい。
万人の舌をとろけさせる味を熱く追い求めればいい。
稀有なる地球の結晶で世界を美で埋め尽くせばいい。
そしてその恋心を、言葉に乗せて届けて欲しい。
恋した世界に夢中になっている人は強い。
そして美しい。
そしてまたその恋する思い、あなたの恋文は、世界中の人のハートを震わす魔法となるのだ。
週の占い・12星座別運勢
🌕 🌖 🌗 🌘 🌚 🌒 🌓 🌔 🌕