星々のうた

占星術師未來のよしなしごと

🌙 「もう一人のわたし」ミステリー


今日は何の気なしにこんなことを思い出していた。

・・・私はどうやら私の知らないところでもう一人いるようだ、ということを。

 

 

「入院中の病院から声だけ帰ってきた」とか「家を出るのを確かに見送ったはずなのにまだ部屋にいた」とか「あ、ここにいたんだ。またどっかに抜けてったんだと思った」とか、そんなことはもう家族からは飽きるほど聞かされていて、

 

まあ、さすがにジョークか勘違いなんだろうと最初は思っていたんだけれども、

そのうちとうとう

 

「旧病棟で見かけたから連れ戻そうと追いかけたら走って逃げってって、ヒュッと個室の部屋のベッドの下に潜って隠れたから怒って覗いみたら消えてた」

 … 入院先の看護師さん談

 

だの

 

「誰かと待ち合わせしてるっぽい未来と夜に駅前で話した」

 … 中学校の同級生談

 

だの

 

「吹き抜けの上から見かけたから大声で呼んだのに無視して別棟に歩いて行った」

 … 専門学校のクラスメート談

 

だの

 

だの

 

だの

 

だの

 

 

そしてみんな言うのだ

「あれは確かに未來だった」

と。

 

 

というわけで、うっかり「ヤツ」と鉢合わせしないように気をつけなければならないな、と、未來本体は思うのであった。

 

 

 

・・・って・・・本体・・・なのかな・・・これ書いてる私・・・

なんかちょっと自信がなくなってきた(笑

 

 

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