昨夜は「愛」について深く考えていた。
私は占い師であるが故に、あらゆるパターンの愛の形を目にする機会に恵まれている。
そしてまた、クライアントさんらが最善の着地点に導かれるよう、星々を読み続けてきた。
どの人も皆真剣だ。
収拾がつかないほどに愛が止めどなく溢れている。
誰もが相手を愛する気持ちは誰にも負けていないことが良くわかる。
でもね
昨夜こんなことに気づいたんだよ。
「愛される覚悟」の方は決まってないんじゃないか、ってことに。
誰もが「愛する覚悟」は充分にできている。
でも、「愛される覚悟」については意識が向いてないんじゃないか、って。
「愛される」って、実は怖いんだよ。
押し寄せる愛の洪水を受け止める覚悟をしなければならない。
それがないと「器」は決壊してしまうからね。
男女の愛というのはある意味狂気を孕んでいるものだ。
それは母子間の慈悲深い愛とは全くの別物。
つまりは、「愛を受け止める」というのは、一緒に狂うことができるか、ということだ。
「我を失う」覚悟があるか、ということだ。
我を失って、愛に酩酊する覚悟があるか、ということだ。
男女の愛のエネルギーは蛇のように絡み合い、お互いの毒に中毒するようなもの。
そしてお互いを溶かし合い一つにする。
それはつまるところ最強のアルケミーに他ならない。
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