神は愛を体験したくて「ツィムツム」したのかもしれないな・・・、と思う夜。
「ツィムツム」というのはね、無(アイン)から世界を創造するために神が自らを収縮したことを表すカバラ的概念の言葉で、日本語に訳すならば「神の自己収縮」とでも言ったところのものだよ。
私はこの「ツィムツム」を思う時に、いつも量子力学における波動関数の収縮を思い出すんだ。
この世の仕組みは、その時代時代に理解できる言葉で語られているんだね。
アイン(無)から有限を生み出すツィムツム。
それは観測者たる神の自己収縮。
それならばやはり、この世界を生み出しているのは観測者たる「私」という名の神に他ならないのだと思う。
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