星々のうた

占星術師未來のよしなしごと

🦋 この夢の話をオンラインに格納しておくのは、私の肉体が滅びてもデータが残るように。


他人の夢の話しほど聞いていて退屈なものはないと思いますが、それを分かった上で今日は私が見た夢の話しを書かせていただきたいと思います🙏

 

 

この夢は、2019年11月28日に見た明晰夢なんですが、五感がフル回転の夢で、今でもこの時のことをありありと思い出せます。

 

あの場所は、きっと「今ここ」と重なった別の時空に存在しているのだろうなあ。。。。

 

(内容はフェイスブックの方に書き記していたものの転載になります…現在Facebookの更新は無く、アカウントは墓石にするためにあれこれ記事を削除整理中)

 

 

【夢備忘録:毎年リマインダーに上がってくるように】

 

新月射手座の夜。とても不思議な夢を見たんだ。

 

大海原のど真ん中。ビルにしたら10階分はあろうかという高い高い城壁跡のような場所に私はいて、何かの神社をお参りするところのようだった。

 

御祭神はどなたであろうと周りを見渡すと、大きな石碑に「中津宮」と書いてあったから、それに関係する御祭神なのだろうと思う。

 

その時はどの神様であるかはわからなかったけれども、ああ、これはどこかで聞いたことがあるなあ、と思いながら潮の香りの充満するその神社を参拝したのだった。

 

参拝後は行くあてもわからず、その城壁跡地をあてどなく散策をしていると、広場のような場所で、細身の、しかしキリッと引きしまった肉体を持つ厳格そうな70代半ばほどの老人が、道着を肌脱ぎして一人の少年に弓の稽古をつけている場面に出会くわした。

 

ちらりと横目に見つつ二人の横を通り過ぎたところ、老人がキッと厳しい目でこちらを見ているので、「ははあ、なるほど、私が挨拶も会釈もしないで通り過ぎたことが気にくわないんだなあ・・・」と、

 

やれやれ気分で「挨拶もなく横切ってしまって、失礼しました」と頭を下げながら声をかけると、

 

老人は、おや、これは意外な、といった顔をしながら「迷っているなら人のいる場所まで送ってやろう」と言うので、これは渡りに船と思い、私はその申し出を素直に受けることにしたのだった。

 

簡素ながらも人の手で整備された道を下っていくと、やがて宿場のような場所に出た。

 

彼は迷いなく一軒の宿の引き戸を開けると、女将らしき女性を呼びつけ、私が迷っているから少し休ませたら送ってやるように、と言いつけ、私を囲炉裏部屋に呼ぶと、ともにお茶を一服することになった。

 

女将さんは60代前半頃のなんの変哲もない普通の女性のように見えたが、慈悲深そうな目をしていた。

 

服装も普通の現代の洋服で、髪はおばさん風のショート。その上すっぴん、という、田舎の奥地に住まう普通の主婦のように見えた。

 

女将さんは、老人を丁重に扱っていて、彼のことを心から敬っているのが良く分かった。

 

我々は特に多くを語らったわけではないけれど、この老人からみなぎる圧倒的なエネルギーと、気が引き締まるようなオーラに、ただ者ではないものを感じていた私は、どこか背筋の伸びるような思いでお茶をいただいたのだった。

 

やがてそう長居もしないうちに、女将さんの先導で私は「帰る」ことに。

 

老人にお礼を言い、一旦戸を閉め、少し歩いたところで、なぜか私はどうしてもこの老人とのご縁をつなぎたい衝動に駆られて、急いで宿に戻ると、

 

私は老人に平伏をして


「ご縁を頂きたく思います。
私は未来と申します。
先生のご神気に圧倒されました。
どうか私を弟子にしてください!!!」

 

と、勢い込んで弟子入りを申し込んだのだった。

 

すると老人は、「お前はまだここに留まってはならない。帰れ」と、温かみのこもった言葉で私を諭したのだが、

 

私はどうしてもそこを動く気になれずに、平伏したまま「ではせめてお名前を教えてください!!!」と、懇願したところ、老人はキョトンとした様子で、

 

「名前?名前か!!わーッはっはっはっは!!!!」と大笑いをしながら、

「名は教えられない」と答えた。

 

私はなぜだか涙がこみ上げてきて、平伏をしたままわなわなとしていると、女将さんが両手いっぱいの和の花を持ってきて、

それを冠にすると、バサッと私の頭に乗せてくれたのだった。


とてもとても慈悲深い目で私を見つめながら。

 

カキツバタのような菖蒲のような、そんな花と葉に私の頭は彩られて、

その芳しい葉の香りを嗅ぎながら、切ないような気持ちで平伏を続けている私の元を老人はそっと囲炉裏部屋の方に歩き去り、

去りながら、女将さんと小さな声で談笑しているのが私の耳に聞こえてきたのだった。

 

「おい、あの子俺の名前を聞いたぞ(笑) 長いこと忘れていたが、そういえば俺にも名前があった頃があったなあ・・・」と。

 

私は女将さんに促されるままに立ち上がって、宿を出て道を下りながら「帰る」ことになった。

 

女将さんが「舞いなさい。舞いなさい」と歌うように言いながら、私の手をとってくるくるとゆっくりと回転をさせ、

私は頭に花冠を乗せたまま、くるくると周り続け、いつの間にか着せられた羽衣ののような薄衣を肩に羽織って、衣をたなびかせながら左回転に、左回転に、ゆっくりと大きく舞いながら

 

・・・・そして、ベッドで目が覚めたのだった。

 

なんというか、この夢は必ず書き残しておかなくてはいけないという衝動に突き動かされて、今ここにこうして書き残している。

 

オンラインに格納しておくのは、私の肉体が滅びてもデータが残るようにという思いを込めて。


また、毎年私にこの日を思い出させるように。

 

2019年11月28日

 

 

 

中津宮と言えば宗像三女神。

宗像三女神と言えば九州。

この夢を見た頃、まさか九州に引っ越すだなんて考えなかったな・・・。

宗像三女神・・・・
ちょい深掘りしてみようかな。

 

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