占い師の放つ言葉は、時に毒となり、呪いとなることがある。
もしも占い師が「お前は5年後に病気になるだろう」と告げれば、その呪いの言葉に絡みとられた人間は、本当に病気になってしまうだろう。
それは私から見れば、その占い師がその人の運命を一方向に誘導しただけのようにしか思えない。
言葉で相手を縛り上げ、別の運命を選ぶ権利を奪い呪縛する。
それは呪い。
運命とは一直線のラインなどではない。
占いの門を叩く人はその真実に気付いていることが大切だ。
運命のラインはあらゆる選択の瞬間のポイントから四方八方に伸びてゆく。
しかもそれは何重ものレイヤーへと立体的に展開し、無限の可能性が生み出されてゆくのだ。
それなのに、運命の一側面を切り取り悪しき運命を宣言し、相手を縛り呪う者は「占い師」などではなく単なる「呪詛師」でしかない。
人よ。自由であれ。
あなたの中には無限の可能性がある。
あなたはその身の中に宇宙を抱える星なのだ。
自分の中のルミナリを存分に輝かせ、闇を切り裂き、眩い星の如く生きるべし。
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