兜跋毘沙門天という神様がおられます。
毘沙門天はインド~アジア広範に存在するのですが、兜跋毘沙門天は日本にのみ見られる謎の護法神なんだそうですよ。ミステリアスですね。
もしかすると、毘沙門天と古い土着の神様が融合したものなのかもしれません。
そしてですね、この兜跋毘沙門天には面白い特徴がありまして、大地の女神である地天がその姿を下から支えている、という様式になっているんです。
あ、これ、フェミニストが見たらうるさく騒ぎそうですけれども。。。w
でもですね、私の目にはこれは非常に興味深いシンボルに見えるんです。
なぜなら、この地天は悟りの証人にとなる存在だからです。
なぜこの悟りの証人たる「女神」が、護法の「男神」を足元から支えているのか?と考えてみると、おぼろげながら光明へのヒントが見えてくるようでもあります。
古い土着の神々は、外来の神々と融合しつつも、今もその存在をここに留めていると私は思っていますが、この兜跋毘沙門天は深く掘っていくと面白そうだなあ、なんて思うのでした🌿
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