蠍の月の光を思いながら、今夜はふと「オルフェウス」を思い出していました。
オルフェウスはギリシャ神話の登場人物なのですが、彼にまつわるストーリーの中の印象深いシーンはやはり、どのような女性にもなびかなかった美しいオルフェウスに腹を立てた乙女たちが、彼を八つ裂きにして殺してしまう、という場面でしょう。
(詳しくはウィキ先生にでも聞いてみてください)
画像元:Gustave Moreau Orphée 1865
愛って素晴らしいものですけれど、男女の間で交わされる愛にはどこか狂気めいたところもあって、一度バランスを崩すと瞬く間に魔境に引きずり込まれる危うさもあるように私は思うんですね。
でも、そういった狂おしさを味わうのも、人を愛することの醍醐味の一つなんじゃないかな、とも思うわけです。
どうあっても成就することのない恋ってあるじゃないですか。
その恋は絶対に苦しいですし、狂おしいですし、魔に絡め取られるような葛藤があるわけですけれど、人はそういった闇を経験し、潜り抜けることで、愛の意味をより深く受け止められる器を完成していくのではないのかなあ、とも思うのでありました。
え?
未來にもそんな経験あるのかって?
\(//∇//)\キャッ
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