星々のうた

占星術師未來のよしなしごと

🌙 完全マニアックな金星考


2017年のある日、京都は鞍馬寺~貴船神社へと日帰りプチ旅行に行って参ったのでありますが、もうこのコース、バリバリのニューエイジ視点で見れば、宇宙人~UFOコースですよね(笑
(真偽のほどは別として)

 

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鞍馬寺に祀られてます護法魔王尊は「650万年前に金星からやってきた」 とのことですが、もう宇宙人って言っちゃってますよ、これ(w
大丈夫でしょうか?
メンインブラックとか来ちゃいませんか?笑

 

さてさて、星と一緒に生きてる身としましては「金星から来た」とか超萌えなんですが、魔王尊の天狗との同一視や、その描かれるイメージは西洋占星術の「それ」とは何やら少し離れてるんですよね。

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西洋占星術では金星の本地は天秤座(と牡牛座)で、金星の持つ「愛」とか「美しさ」みたいなのが天秤座の持つ調和や協調性によってハーモニックなラブリーさ、おしゃれさ、として現れて来るんですね。

すごいフェミニンな印象です。

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でも、東洋占術では天秤座は辰。
勾陳の本地であって、この天将の象意は「戦闘諍訟凶将」。
つまり戦いや諍いごとを表しているのだ、と東洋占の師匠からその昔教わりました。(未來氏、東洋占術も研究対象であります)

 

で、
なんとなくこっちの方が私としては魔王尊のイメージに合っているように思えるんですよね。
(愛をもって調伏する明王的なムードを感じて。)

 

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日本の古い文献には金星を見て戦について記述(占った?)されたものがあるということで(←ここおぼろげ)

 

「西洋占星術の天秤座の象意にはもしかして勾陳的な激しさがあるんじゃないかなあ?」と、師匠がおっしゃっていたことをこの日のトリップで思い出しておりました。

 

でも、それってさもありなんなところもあるかもしれません。

 

天秤座サインってなかなかすぐには怒りませんし、社交の場ではスマートに振舞いますので、「誰とでも仲良し」的な説明書きをつけられたりしがちなんですが、実は好き嫌いがハッキリしてますし、なかなか辛辣な一面もあるんですよね。

 

つまりここで勾陳が目覚めちゃう感じなのかもしれません。

 

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さてさて、この鞍馬寺の本尊の捉え方が面白くてですね、金星から地球に天下った魔王尊は「地球」のエネルギーとなり、 太陽のエネルギーとしての毘沙門天と月のエネルギーとしての千手観音と、この三つを合わせて「尊天」とするらしいのですが、

 

まさしくトリニティーですね。

 

カバラの生命の木に対応させるなら、
ティファレト>イエソド>マルクトと
中央の柱をまっすぐに下降していく感じです。
(もはや意味がわからんようになって来た人、ごめんなさいw)

 

なんだこの西洋テイスト?

 

嫌いじゃないです。
いや、むしろ好き。

 

そんなこんなで、この日の京都妖しいプチトリップは色々な意味で大収穫、そして大満足なものとなりました。

 

魔都KYOTO!

はまるかも!!!

 

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