西洋占星術には、「ノーアスペクト」と言う捉え方があるのですが、この「ノーアスペクト」について基本的なことは適当にググっていただくとしまして、
今日はこのノーアスペクトについて、私個人の体感をシェアしたいなあ、と思います。
ものの本によっては
「ノーアスペクトの星は使いこなしづらい」とあり
また別の本によっては
「他の星の感化を受けないからストレートに発揮される」
ともあり
「これ!」という定まりはないなあ、というのが個人的感想なんですが、
私がこれまでにノーアスペクトを持った人たちとの付き合いの中から得た実際の印象と、30年弱のチャートリーディングから得た私なりの答えは下記な感じであります。
まず、ノーアスペクトを持つ人は
ノーアスペクトの星に振り回される、
ということです。
星が暴走してる、という印象が私にはあります。
で、それがどんな風に?
って言うと、下記な感じです。
ノーアスペクトが
月の場合=感情に振り回される
水星の場合=情報(人の言葉)に振り回される
金星の場合=恋愛に振り回される
太陽の場合=自分自身に振り回される
火星の場合=怒りに振り回される
木星の場合=幸せ探しに振り回される
土星の場合=威圧的なパワー(権力)に振り回される
天王星の場合=とりとめもないアイデア(妄想)に振り回される
海王星の場合=スピリチュアル(霊感)に振り回される
冥王星の場合=ありえない考え(陰謀論等)に振り回される
で、振り回される、というのは
言い換えれば「コントロールできない」
ということなんですが、
それはもう、そう生まれついているのですから、「自然体」でいたらずっと振り回されっぱなしになることは当然です。
これ、
ノーアスペクトの星が「発作(という風に見える、私には)」起こすと本人はもう、「どうにもならない」という状態に陥りまして、傷だらけになってみたり、または周囲にダメージを与えたり、なんてことが起きてくるわけです。
で、
このノーアスペクトに対して
未來的な処方箋があるのですが、
それは何かと言いますと、
「星を自覚して肯定的に遊ばせる」
ということです。
例えば、金星ノーアスペクトなら、「恋愛に振り回されやすい自分」を、ああ、そういう星があるからこうなんだ、と、まずは自覚しまして、
その上で有り余る強大なエネルギーを
正面切って受け止めて肯定的に丸めていく、
ということをします。
「恋愛に振り回される私はダメなやつ」
ではなく
「恋愛に命かけてく」
って風にする、ってことです。
中途半端をやめるんです。
すると、
通常の人にはなしえないくらいの結果を出せたりします。
なので、まあ、やってみて。
「ダメな星」って絶対にないと私は思っていまして、これからはそんなこともつらつら書いていけたらなあ、なんて思う昼下がりでありました。
おまけですが、占星術のテクニックがある人はトランジットの土星をうまいこと使うと、コントロールに持っていけるはずですよ、っと。
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