本日正午、街に長い、長いサイレンが流れました。
東京では聞いた記憶がありません。
広島への原爆投下の日時も、長崎への原爆投下の日時も、長いサイレンが街に流れました。
私は今、長崎のとある離島に住んでおりますが、長崎に住むということの意味を深く噛みしめる夏です。
The Boy Standing by the Crematory
８月１５日。
日本ではそれを「終戦の日」と呼びます。
１９４５年のこの日、正午に天皇陛下による玉音放送が国民に向けて流され、日本が戦争に負けたことが告げられたのでした。
今日は思うことがあり、初めて玉音放送が流れた瞬間のチャートを立ててみたのですが、占星術師としてはなかなか胸に迫るものでありました。
７室の天王星×火星コンジャクションは、敵対国に落とされた原子力爆弾の象意でありましょうね・・・。
１０大天体は全て地平線上に輝き、天を仰いだ状態にあります。
天皇陛下の象意は間違いなく太陽でありましょう。
太陽は天の最も高い位置でカルミネート。獅子座という本地に帰還し、天皇は天皇たるまま全体を牽引する役を引き受けています。
その度数獅子座21度55分に込められたシンボルは「A carrier pigeon.」（一羽の伝書鳩）であります。
それは我々に啓示を与える者の象意です。
そしてなんと言ってもこのチャートの最大の特徴は、水星、太陽、木星、土星、海王星がノーアスペクトであるという点です。
なんという稀なチャートでしょう。
１０大天体中半分が、鎖より解き放たれ、完全なる自由の中にいるのです。
私にとってのノーアスペクトの解釈は、自由であるが故の暴走が起きるという暗示です。
【↓ 参照】
しかし、その暴走は肯定的な力に変えることができるんですね。
それは中途半端なことをやめる、ということです。
その結果、ノーアスペクトの星は常識を超越したパワーを発揮するようになるでしょう。
戦後の日本人は腑抜けになったと言われています。
それは、ノーアスペクトの星々に照らされながらも中途半端に生きているからなのかもしれません。
祭りの熱気の中でトランスする日本人よ。
そろそろスイッチ入れていきましょうよ。
ここからが祭りの本番ですよ？
【終戦の詔（現代語訳）】天皇陛下の御言葉
全国民が家族のように仲良く分かち合い、長く子孫に受け継ぎ、わが国が不滅であることを固く信じ、国の再建と繁栄への任務は重く、その道のりは遠いことを心に刻み、持てる力の全てを未来の建設のために注ごう。道義心を大切にし、志を強固にして、わが国の美点を発揮して、世界の進歩に遅れないよう努力しなければならない。わが国民よ、私の意のあるところを十分汲み取って身につけてほしい。
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