宇宙は星たちの歌声で満ちている。
地球の歌う歌はまるで子守唄のようだよ。
私たちはこの歌声に包まれながら母なる大地の上で暮らしているのだなあ、と、聴くたびに思う。
私たちが
怒声を上げている時にも
泣き声を上げている時にも
こっそりと告げ口をしている時にも
人の悪口を言っている時にも
彼女の歌声に包まれて、今日も生きているんだ。
ならば静寂の中で
この歌声をいつも感じていたいなあ、と思う。
今日も、明日も、ずっと、息の絶えるまで。
＊音声はNASAによる地球のデータ・ソニフィケーション。
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