「星の通りに生きる」ことは、自分自身を生きるということですから、最も摩擦のない生き方ができるとも言えます。
・・・というような旨の話をすると、「じゃあ、全てが薔薇色になるってことですね！」と考える人が出てくるのですが、そうではありません。
中には、成長をするために厳しい「宿題」をもらうこともあるからです。
例えば「宿題」をもたらす星の代表と言えば土星ですが、そればかりとは限りません。
例えば、大凶と言われるグランドクロスをチャートに持つ人の方が、最終的に大きな成功を納めることが多いのですよ。
これは私の解釈ですが、やはり「成功者」と呼ばれる人間は、ある程度の修行を人生の中で課せられる運命にあるからなんじゃないかと思うんですよね。
逆にこれは有名な話しですが、大吉のグランドトラインをチャートに持つ人は、そこそこの人生に収まってしまう人が多いのです。
それは、常にそこそこ運が良いために、大胆な冒険をしなくなるからなんですね。
グランドトラインを形成する120°は安定のアスペクトですので、波風を自ら立てにいくことは少ないのです。
これらのことを知っていることは、「星と生きる」ためにとても重要なことです。
星から厳しい宿題をもらって「ああ、星なんてあてにならないじゃないか」などと思うのは早とちり。
また逆に、自分の運の良さに胡座をかいていると、「脱皮」のチャンスを見逃してしまうということでもあります。
「星と共に生きる」ということは、かくも味わい深く深遠です。
星はあなた。
あなたは星。
このことを自覚して生きることで、あなたはこの世に生まれてきた意味を理解することになるでしょう。
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