ホロスコープというのは、平面じゃなくて立体構造になっているわけだけれど、ホロスコープのリーディングに没頭していると、
私のホロスコープという一つの球体と
あなたのホロスコープという一つの球体と
彼らのホロスコープという無限のホロスコープが
お互いに惹かれ合ったり、反発し合ったりしながら、まるで分子構造となっていく幻視の中に身を置くことがある。
その分子がまた、時代ごとのイベントチャートの球体の中に格納され、
またはイベントごとの個々の選択によって展開される無件の可能性のチャートへとパラレル移動を繰り返し…、
嗚呼…、私たちはあらゆる次元を飛び回る旅人なのだ、と「イマココの私」という一占星術師は確信する。
「ああだったら良かった」と思うイマココの私は
「ああだった」時の次元に存在する私の「こうだった」私とレゾナンスを起こして、全ての次元に思いをスパークさせている。
全ては同時存在する。
しくじったことは何もないし、成功だったということもない。ただあらゆる選択の数だけのホロスコープが無限に同時存在しているというだけのことだ。
運命は一方向に流れているわけではなく、イマココの私もイマソコの私も、アノヒの私も、イツカの私も、あなたも、彼も、彼女も、全て多次元に同時存在している。
不可逆なように見えてそうではない。
離れているようで同体。
私たちは全宇宙に充満している意識。
悲しみも喜びも、同時に抱えながら。
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